子育て中、脳外科医さなえです。
子どもが賢く育ってほしい、そのためには?知育パズルを取り入れようとお考えのご家庭も多いでしょう。
3歳息子はパズルが大好きで、75ピースのパズルに夢中。そこで今回は、パズルが得意になるには?についてお話します。
・パズルの脳へのいい影響
・パズルにハマる!上手な与え方
・年齢別のピース数の目安
・早く与えるべきなのか?
<結論>
楽しければ自分から取り組める
親はきっかけをあたえよう!
パズルの脳へのいい影響
遊びながら脳が発達!
パズルをするには、形・絵・色を見て、どこにあてはめるか考えて、手を動かしてはめるという一連の動作が必要になります。
つまり、視覚・色彩判別能力・図形認識能力・記憶力・構成力・空間認知能力・巧緻運動(手指の細かな動き)・創造力・集中力の向上が期待できます。
脳でいうと、大脳の全ての場所(前頭葉・側頭葉・頭頂葉・後頭葉)が活性化!!
パズルは楽しくできるので、知育にはぴったりの手段といえるでしょう。
パズルにハマる!上手な与え方
何よりも本人のやる気か大切ですので、上手にやる気を引き出しましょう。
コツは3点
✓はじめは数ピースの簡単なものを
✓絵柄が興味をひくジャンルを
✓はじめは親と一緒に
はじめは数ピースの簡単なものを
年齢に関係なく、はじめは数ピースの簡単なものから試してみましょう。
なぜなら、「簡単→完成できる→できた→嬉しい」とモチベーションアップにつながり、次もやってみようと思えるからです。
台紙に型がある・絵が載っている・はめる場所がわかるパズルがオススメ(たいてい子供向けパズルはそのようなタイプです)
絵柄が興味をひくジャンルを
好きなキャラクター・乗り物・動物・恐竜など、お子様の興味のあるジャンルの絵柄を、ぜひ選んでみてください。
息子は動物・恐竜が大好き!じいじにお土産でいただいたこのパズルにハマって!
繰り返しできるようになったので、次は恐竜パズルを親子で買いに行きました。
ピース数を親が決めれば、あとは息子に気に入った絵柄を選んでもらう。それがコチラ。
はじめは親と一緒に
この恐竜パズル、はじめは親子で「難しい~」といいながらやっていたのですが、あるときからひとりでできるようになって。
以降はひとりで何度もやって「できた!」と見せてくれます。
親が楽しそうにやっていると「楽しい」が伝わりますので、はじめは一緒にやってみてください。
・はじめは楽しそうに親がやる
・最後の1ピースをやってもらう
・ゆっくり見守りたくさんほめる
・よーいドンでスピードアップも
・わざと間違えて訂正してもらう
年齢別のピース数の目安
個人差がありますので、あくまでも目安です。少ないピース数しかできないと焦る必要はありません。逆に、難しいパズルができても問題ありません。
年齢 | 板パズルピース数 |
---|---|
0歳 | 1~2 |
1歳 | 1~6 |
2歳 | 2~20 |
3歳 | 20~30 |
4歳 | 30~75 |
5歳 | 75~100 |
Q&A
パズルは何歳からできる?
早ければお座りが安定する10ヵ月前後~1歳からできます。
0~1歳代は、色彩がはっきりしたもの・型はめパズル・厚い木の素材が持ちやすくオススメ!
早く与えるべきなのか?
パズルをすることで、多くの効果を期待できますが、必ずしも早期から与える必要はありません。
実際、息子は2歳半から始めて、メキメキハマっています。通う保育園では3歳で板パズル開始でした。
毎日やるべき?
パズルは遊びの道具であり、ギムではありません。好きなときにすきなだけさせるのがポイント。
途中で飽きたなら終了でOK。(実はおうち英語を続ける秘訣と似ています)
お子様がパズルに慣れてきたら、別の絵柄・複雑な形・立体パズルなどちょっと違うタイプのパズルにチャレンジしてみましょう。
教室がある?
発展編になりますが、パズル得意・算数を伸ばす教室としてパズル道場 があります。
パズルオリンピックも開催されるそう。気になる方はご覧ください。
実際使用したおすすめパズル
\カラフルでかわいい型はめパズル/
\コスパ最高!ジョージ可愛い/
\動物好きにはコレ!/
\恐竜!はじめはかなり難しい/
\安心素材でとってもカラフル/
確実にレベルアップするなら
\ステップごとに進められる/
\ミッキー好きならコレ/
まとめ
好きなパズルを繰り返しているうちに、徐々にできるようになってきます。
親子で楽しく取り組んでみてください!
おうち英語・おすすめ絵本まとめ
>>楽しい育児の工夫・おうち英語・絵本