- 夫にムカついたらどうすれば?
- うまく伝えるには?
- 夫が家事をしない
夫にムカついてしまうこと、ありますよね。
私(脳外科女医)も、あります(大共感)。悲しくて泣いたことも。
でも、今は夫婦円満で、不満に直面しても、解決する自信があります。
先に結論を申しますと、効果的な対処法は「落ち着いてから、夫に正直に話す」こと。
今回は、効果的な対処法、上手な不満の伝え方をご紹介します。
夫にムカつく原因
イライラする原因は様々ですが、主には下記があります。
<夫側の要因>
・だらしない態度
・暴言、暴力
・理不尽な言動
・不倫
・会話なし
・スマホ、テレビ、ゲームばかり
・自分のことばかり優先
・育児手伝いなし
・妻への気遣いなし
・浪費家
・金銭トラブルがある
・スキンシップがない
・お酒・たばこ
・ギャンブル
妻をないがしろにする夫の言動に対して、あるいは子育て中であれば、不公平なことに不満を感じやすいです。
家族であっても元は他人。生まれも育ちも違うために、お互いの価値観が一致せず、苦労するケースもあります。
<妻側の要因>
・寝不足
・疲労
・月経前症候群
・様々な悩み
自分に余裕がないときは、些細な事でも、イライラしてしまいます。
以前の私
少し、私の失敗談をお話します。
以前の私は、夫にイラっとしたとき、「それくらい、わかるでしょ」「察してよ」と思って無口になっていました。
でも、察してもらえるはずもなく…「このままでは、同じことが繰り返される」とわかってからは、「なぜ不機嫌なのか」理由を伝えるようになりました。
しかし、イラっとしたときは、思考が「夫嫌い」となるため、怒り口調になってしまう。
そこで、「一旦離れ、マインドコントロールをしてから、夫に話しかける」ことを実践してみると、解決されました。
女性脳と男性脳の違い
女性 | 相手の気持ちを察知しやすく、ガマンしやすい。 |
男性 | 察するのが苦手。何度も言わないと、すぐに忘れてしまう。 |
そんな特徴があります。
したがって、「なぜ不機嫌なのか理由を伝えること」は理にかなっているのです。
さらに詳しい脳の違いは『妻が無口、不機嫌になるのはなぜ?』を参考に。夫側に向けた記事ですが、共感していただけます。
効果的な対処法
夫に不満を感じ、イライラしたら、まず一人になります。
なぜなら、ムカついて顔も見たくないから。
とりあえず、別室(トイレでも)、実家や屋外、カフェなど別の場所へ移動します。
その後の対処法は主に2つです。
・自己解決する
・きちんと話す(おすすめ)
自己解決する
自己解決する場合、自分でストレスを発散する必要があります。
デメリットは夫が同じことを繰り返す可能性が高いことです。
なぜなら怒りの原因を伝えないから。
ご主人は、奥さんが怒っている理由がわからないままなので、同じことを繰り返す可能性があります。
★ストレス発散法★
・深呼吸する
・カフェする
・他の家族や友人に話す
・思い切り走る
・思い切り泣く
・趣味に没頭する
・美味しいものを食べる
・ノートに思いを綴る
きちんと話す
怒っているときは冷静に話せず、話の内容が伝わらない可能性があります。
少し時間をおいて(あまりおきすぎず、その日でも翌日でも一週間を目途に)話します。
続いて詳しく説明します。
上手な不満の伝え方
★要点★
・タイミング
・冷静な相談
この2点がとても大事です。
タイミング
ご自身も相手も、疲れているときはなるべく避けましょう。
じっくり話すことができず、きちんと聞いてもらえないからです。
冷静な相談
どうしても、感情が高ぶり、イライラしながら怒ったふうに言ってしまう…。私自身ありましたが、得策ではないのです。
なぜなら、うまくこちらの思いが伝わらない上、相手は感情に気を取られ、肝心の解決まで持ち込めないから。
気分を落ち着かせて冷静になってから、あくまでも相談という形で、どうしたらいいか解決策を考えたいと伝えるのがベストです。
夫を見下げ責めることがないよう、親切な話し方を心がけます。(妻がうまく発言して、夫を丸め込むイメージで)
相談があると話しかける。
この前の〇〇のことだけど、こんな悲しい気持ちだった。
こうしてほしかった。
どうすれば解決できるかな。
次からはこう改善してほしい。
正直に話しにくい場合
長い間、夫婦の会話がない。
面と向かって話しにくい。
そんなときは、ノートを夫婦でシェアするとよいです。
夫婦なんでも記載OK、相談事や言いにくいことを書くと解決します。
具体例
私の事例を2例ご紹介します。些細なことですが、ムカついて解決したケースです。
例1)誕生日を祝わない
まさかの、自分の誕生日に夫からおめでとうの一言もなかった日。
夜にサプライズとかあるのかなあ、なんて甘い期待も虚しく夜が明ける。
夫の誕生日はお祝いしたのに?
翌日「忘れてた?」と聞くと忘れていないと。
悲しかった旨を伝えました。夫婦なのに今後何もなくスルーが続くのは辛い。別にプレゼントはなくていい。
せめておめでとうは言ってほしかったことを伝え、理解してもらえました。
それ以来、申し訳ないほど盛大です。
例2)ごちそうさまを言わない
夕食がおわると「おいしい・ごちそうさま」がなく、そのまま子どもと遊び出した夫。
え~あのね、子どもの前ではきちんと言おう、ごちそうさま。
それに、私はまだ食事をしていないのよ…
感謝や配慮はないの?
今後気をつけてほしいことを伝えました。
問題は解決し、私も子どもと一緒に食事をすることで、イライラがなくなりました。
※過去をさらけ出してごめんなさいね。ホントにいい夫なんですよ。
注意点
どうしても、パっと突発的にイライラをぶつけてしまうことが、あるかもしれません。当然です、人間だもの。
イライラをぶつけて、うまくいかなくても、自己嫌悪に陥らないで。
なぜなら、脳の仕組み上、イライラをグッと抑えるまで5秒はかかるからです。
▼しくみの説明あり
マインドコントロールで、徐々にうまく伝えられるようになります。
夫が家事をしない場合
いつも、料理も掃除も洗濯も私で不公平。モヤモヤした気持ちでガマンしている奥さんもいらっしゃるかもしれません。
★こうすると解決します★
・夫に気付かせる
・家事の役割分担を決める
・家族皆で食べる
・大げさにほめる
・外部委託する
夫に気付かせる
夫は、当たり前に思っていて、気づいていない場合があります。
家事は、いくつもすることがあることを具体的に説明し、少しでも協力してくれると助かることを伝えます。
家事の役割分担を決める
家事の役割分担を決め、やり方を指導しておけば、夫が家事の一部をできるようになり、妻は大助かり。
忙しくても、「時間のあるときは、〇〇をする」と決めておけば、手伝ってもらえます。
タイミングが合えば、家族皆で食べる
そうすれば、私の例2)ようにイライラするのが、少しでも減るでしょう。
ただし、食事の事前準備が必要です。
努めてくれたときは大げさにほめる
ほめて伸ばしましょう。「ありがとう!とっても助かった」とほめると、夫はいい気分になり、次につながります。
外部委託する
たまには、何も作らない日もあっていい、手抜きでもいい。
例えば、
惣菜やパンを買う
外食する
家事代行に頼る
など、ご自身の家事の負担を減らす日を作りましょう。
相談窓口
・暴力に苦しんでいる
・浮気が疑われる
・上記を一通りやったが解決しない
・友人・親族に話してもダメだった
・誰かに相談にのってほしい
そんなときは、専門家を頼りましょう。
▼暴力相談支援センター
配偶者暴力相談支援センター | 内閣府男女共同参画局
▼夫婦カウンセラー有資格調査員にWeb相談
総合探偵社TS
▼お問合せ内容に合わせ最適な探偵社を無料で探してくれる
探偵さがしのタントくん
▼特定非営利活動法人よつば
離婚や夫婦関係修復でお悩みの方へ|NPO法人よつば
まとめ
・夫にムカつく原因
・男女脳の違い
・効果的な対処法
・上手な不満の伝え方
・家事をしない時の解決法
・相談窓口
について、お話しました。
・一旦離れる。
・周囲に相談する。
・根本的な解決は、夫婦で話し合い、最終的に自分が納得できる形にできると一番よい。
不満に直面しても、解決できますように。