今回は、ローテート必勝ワザをお話します。
ローテート必勝ワザ5選
- 回りたい科をおさえる
- 予め同期から話を聞く
- 意欲をみせる
- 重要事項はメモする
- プレゼンに慣れる
1、回りたい科をおさえる
決められた期間で、回りたい科を網羅しないといけません。
必修科目はおさえた上で、興味があって絶対回りたい科と、何ヵ月ローテートするか決めます。
私は、眼科を回れなかった。
科の優先順位を決めましょう!
あとは、回る時期を考えて、あてはめていきましょう。
研修し、「延長したい、再度ローテートしたい」と思えば、臨機応変に対応しましょう。
2、予め同期から話を聞く
・どんなスケジュール
・どんな研修ができるか
・〇〇医師はどんな先生か
・どんな参考書がいいか
・注意事項など
実際、研修を終えた同期が周りにいれば、あらかじめ話を聞いておくと、スムーズに研修できます。
研修中は、同期・仲間が大事!
できるだけひとりで孤立せず、周りとお話しましょう。
脳神経外科ローテ参考書は『厳選!脳神経外科、初期・後期研修医向け、おすすめ参考書』でご紹介します。
3、意欲をみせる
実際、興味のほどは様々でしょうが、「やる気をみせる」といいことがあります。
初期研修は、いろいろな科目を習得できるチャンス。
専門科に進むと、初期研修で学んだことは、意外と生かされます。
ですので、入局を考えていなくても、「その科」に集中し、貪欲に学びましょう。
初期研修中は、どんどん質問しよう!
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こんな研修医がオーベンに気に入られる
4、重要事項はメモ
1回しか説明しないオーベン(指導医師)もいます。
自分のものにできるように、必ずメモをとり、わからない事は聞くか、後で調べます。
おすすめの方法は、自分用ノート(アナログでもデジタルでも)を作成すること。
アナログの場合、白衣のポケットサイズにおさまるサイズがベター!いつでも参照できるからです。
輸液の組成・抗生剤種類・量などは、表のコピーを貼るとGood。
後で役立ちますよ!
5、プレゼンに慣れる
どの科をローテートしても、カンファレンスや回診で、プレゼンテーションをする必要があります。
また、今後学会で発表する機会も増えるでしょう。
プレゼンテーションの極意『プレゼンテーションが苦手。緊張せずに上手くなるコツ』をおさえ、慣れていきましょう。
大事なこと
- 体調に気をつける
- 謙虚な姿勢でのぞむ
- 休憩時間をとる
体調に気をつける
研修中は体力がいります。(医師はずっとかもですが…)
当直をしたり・夜遅くまで仕事したり、不規則な生活となりがち。
また、不慣れなことが多く、体調を崩しやすいです。
決してムリをせず、しっかり食べ、よく寝ましょう。
謙虚な姿勢でのぞむ
患者さん、その家族、指導医、コメディカル、いろいろな立場の方と関わります。
いち社会人として責任ある行動をとり、謙虚な姿勢でのぞみましょう。
休憩時間をとる
1日のどこかで、一息つきましょう。
やるべきDutyをリストアップし、効率よくこなせればいいですね。
肩を張りすぎず、いいところで切り上げて、次の日に備えましょう。
研修中つらくなれば…
初期研修は、新たな経験が増え、楽しいことも多いですが、一方で、「しんどい・つらい」こともあります。
うまくいかず失敗することも、叱られることも、あるからです。
それをバネにして、乗り越えられたらよいですが、もし困ったら『研修医がとにかく辛い!を和らげる方法』を参考にしてください。
まとめ
ローテート必勝ワザ5選
- 回りたい科をおさえる
- 予め同期から話を聞く
- 意欲をみせる
- 重要事項はメモする
- プレゼンに慣れる
についてお話しました。
充実した研修生活が送れますよう、応援しています。