※商品プロモーションを含む場合があります

研修医向け

外科医を目指す女性医師、必見!医局を選ぶときのポイント4つ

外科医を目指したい女医さんへ

「どの医局を選べばいいか」について、脳外科女医がアドバイスします。

外科医を目指すなら、医局へ

フリーランスでも、指導体制のしっかりした医療機関では専門医を目指せますが、外科医になるためには、はじめは、医局に入局することをオススメします。

理由は、医局に属すると

✓専門性が高い
✓症例数が多い
✓順当にキャリアが積める

からです。

指導体制がしっかりしているので、例えば、論文の指導をしていただけます。(専門医取得の条件に、論文を発表している必要あり)

このように、医局の方が理にかなっているのです。

いつでも、キャリアチェンジはできますし、専門医をとってから、フリーランスになることもできます。

どの医局を選べばいいか?

まずは、ご興味のある専門科目を決めましょう。決め方はコチラです。

次に、候補の医局を見学します。後期研修医以降、地元に戻られる場合は、地元の病院の医局を訪ねましょう。

医局選びのポイント

医局

1、実績があるか

どんな分野を研究しているか、どんな実績があるかをおさえましょう。

各医局のホームページでご覧いただけます。

医局は、臨床・教育に加え研究も行っています。ご自身のご興味あるテーマを研究している場合、大学院へ進学して、好きな分野のテーマを研究できるので、オススメです。

>>大学院進学のメリット・デメリット

将来的に留学の希望がある場合は、国内・海外の留学経験者が先輩にいらっしゃるか、海外活動を活発に行っている医局かどうかを、おさえます。

2、上司・教授の人柄

上司や教授と面談をし、あなたをWelcomeしてくれるかどうか、確認しましょう。

「女性だから…うちの科は…」「いずれ妊娠するでしょ」などのパワハラ・セクハラ発言がある場合、入局しないのがよいでしょう。

>>上司から理不尽なことをいわれたら

私の場合「脳と救急に興味があるなら、うちでしょ!」と歓迎してくださいました(^^)

教授の任期についても、念のため確認するとよいでしょう。

3、医局の雰囲気

医局を見学した際、医局のカンファレンスに参加できるといいですね。だいたいの雰囲気をつかむことができます。

また、昼食スペースやプライベート空間があるかは、快適な職場かどうかのひとつの指標です。

ブラックな医局はNG。ここに在籍したいな~と思えれば、OK!です。

4、先輩方の様子

近い学年の先輩医師から、実際に話を聞くのが有効です。

こんなことができる、おもしろい、楽しいと、生き生きしている様子であれば、間違いないでしょう。

女医さんであれば、先輩女性医師がいらっしゃれば、大いに参考になるでしょう。

ロールモデルが身近にいると、モチベーションアップにつながりますね。

女医特有の悩みとは

女性の悩み

体調不良

例えば、生理など体調不良時の、長時間手術です。

長時間立つコツはコチラですが、本当につらいときは、無理をしないでください。

言い出しにくいかもしれませんが、上司に申し出て、代理を立ててもらいましょう。

参考:女医というだけで男性より不利?

妊娠・出産

ライフイベントとして、妊娠・出産が考えられます。

出産時期も、働き方も、みんな違って、それが当然。

女医の妊娠育児と仕事の両立について、様々な先輩医師の体験談をご参考ください。

働き方について、もし悩んだら、また当ブログに戻ってきてください。

参考:女性医師のブランクへの備え

夢をあきらめないで

夢をあきらめないで

選択肢に迷ったら「ワクワクする方を選ぶ」のはどうでしょう。

私は、医学生のとき、総合内科に興味がありましたが、ワクワクを選んだ結果、脳外科医に。全く違った道を歩みました。

>>何科に進もう?専門科を選択する際に押さえておきたいポイント6選

脳外科に進んでも、どのサブスペシャリティがいいかと、人生って選択の連続。

この人と結婚すべきか…とかね。
>>医師がステキな相手をみつける方法

「女性だから」という理由だけで諦めるのは、もったいない。

今は、女性医師が増えて、活躍されている先輩方も多いし、女性医師のサポートも活発化する動きがあります
>>外科の女性医師の活躍を増やす取り組み

「ワクワクするか」「将来の展望は明るいか」少し先の、なりたい自分をイメージしてみましょう。

まとめ

・医局選びのポイント
・女性特有の悩み
・夢をあきらめないで

について、お話しました。

一人ひとり、キラキラ輝けますように。

関連記事:
【女医】心臓血管外科に入局すべきか?

【脳神経外科】女医の私が魅力語ります!

若手脳神経外科女医さんへのメッセージ

女医の働き方 (記事一覧)

ABOUT ME
さなえ
さなえ
2、4歳児の脳外科医ママ。 女医の妊娠、育児に関する悩み、経験を共有し、解決法や楽しくできる工夫を発信しています。
error: Content is protected !!