今日はちょっとマジメな話。
はじめに
医師の働き方は多様です。医局にこだわらず、転職したり開業したり、やりたい業務・職場環境・ライフステージに応じて、自由に選ぶことができます。
ですので、本記事で、決して「医局に残るべき」といいたいわけではありません!とはじめにお断りしておきます。
私が医局に残ると決めた理由
・脳外科をがんばりたい
・再研修をする必要がある
・医局の働き方をよくしたい
脳外科をがんばりたい
がんばりたいというのは、手術スキルをもっと極めたいという思いです。
出産後、働き方どうしよう?と考えたとき、今までと同じように働くべきか?当直をすべきか?転職しようか?
育児を大切にしたい思いから、私も散々悩みました。結局、大学院生になって研究をして、それは充実した日々でした!
しかし、「将来的にどうしたいか」を考えたとき、やはり脳外科の手術や血管内治療をして、患者さんに貢献したいという思いは、私の中では大切なこと。
医局はアカデミックで、他病院とのつながりともある。大学病院のみならず、関連病院でスキルを磨くことも可能、ということで、医局に所属しています。
再研修をする必要がある
臨床のブランクができた私にとって、再研修は最重要!
指導医がいるところで働く…となると、転職して新しい環境に身を置くよりは、知っている先生からご指導を受けるのが妥当と考えました。
医局の働き方をよくしたい
根底にはこの思いがずっとあって…。女性医師も男性医師も、働きやすくなって仕事も家庭も両立し、QOLが上がればなぁ。
例えば、男性医師も育休をとれば、女性医師も働きやすく、医局の雰囲気もよくなる。手術時間が長ければ、手術のない日は帰れるとか、もっとフレキシブルに。
激務のひとつの原因に人員不足があるので、そこを解決するには、改革が避けられませんが、現場はあまり変わっていないので。
根本から今のしくみを見直して、多様な働き方を認めて、誰もが生き生きと仕事できたら…という思いです。それは上の立場になれば、自らできるかもしれません。
力強いメッセージ>>消化器外科 河野 恵美子医師 | DOCTOR-ASE
とは言ってるけど…
将来は予測不可能かつ、やりたいこと・やるべきことが、その時々で変わるかもしれませんよね。
私自身、転職サイトに3つ登録しています。
人間関係や職場環境で、ガマンできないレベルは、環境を変えた方がよさそうですし。その時は、臨機応変に考えましょう!
決定する理由を考えてみて
私のことをお話してしまいましたが、考え方は人それぞれです。医学生、研修医、どんな立場でも、好きな分野も違うし、いろんなキャリアがあります。
「これで本当にいいかな?」「自分にとって何がベストかな?」と悩んだら、
「なぜそう思っているか?」
「なにを重要視したいか?」
「やりたいことか?」
を考えてみてください。
あなたが心から思うことを大切にして、目標をみつけることができるといいですね。
まとめ
私が医局に残るワケをお話しました。あなたは、お悩みありませんか?
いま、無料相談をしています。お問い合わせ に「キャリア相談」と送ってくださいね。
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