※商品プロモーションを含む場合があります

妊娠

女医が妊娠を悩むワケ|出産・育児をプラスの力に変えて

・子どもがほしいけど、どうしよう
・迷惑がかかるし悩む…

そんな女医さんへ向けた記事です。

今回は、勇気づけられる先輩からのメッセージを、皆さまと共有します。

女医が妊娠を悩むワケ

<理由は主に3つ>

・申し訳ない気持ち
・キャリアとの兼ね合い
・不妊治療との両立

申し訳ない気持ち

第一に、「妊娠したら、職場に迷惑がかかるから申し訳ない」という気持ちです。

私自身がそうでした。妊活を先延ばし、上司への妊娠報告にとても勇気がいりました。

でも、もしかして職場に問題があるかもしれない。人数が少ないけれど、魅力的な職場?と考えてみてください。

SNSでも周りでも、女医さんが妊娠して悩んでいるのは、職場の問題だったりします。

休めない雰囲気、パワハラな上司。妊娠後、放射線への配慮がないことも、ありました。

>>医局がブラックすぎる

そもそも、自分の人生、好きに生きていいんです。

キャリアとの兼ね合い

第二に、キャリアとの兼ね合いに悩むから。

出産適齢期と、専門医取得時期が重なる。
だから、出産のタイミングに悩みます。

育児でブランクができる、どうしようと。

不妊治療との両立

子どもを切実に願う女性にとって、不妊治療は大切な話。

晩婚化、キャリア優先など、年齢の関係で妊孕性に悩む方も少なくありません。

治療をする場合、身体的・精神的・金銭的にも負担がかかるのと同時に、仕事との両立が問題に。どうしても仕事を休まねばならない事情が出てきます。

つらいのに、精神的なサポートを受けられることは少なく、公にも話せず、ひとりで悩んでいることも多いです。

悩み解決に向けてできること

傾聴

では、どうすれば悩みが減るのだろう。女医さんができること、職場ができることに分けて、考えます。

女医さんができること

悩みを相談する

まずは、パートナーと、キャリア・子どもをもつこと・タイミング・その他悩みについて、話し合ってみましょう。

可能なら、頼れる(ここ大事!)先輩に、不安なことを聞いてみると、アドバイスしていただけるかもしれません。

不妊治療の心のケアはとても重要。パートナー、家族など身近に相談できる人を持ち、病院スタッフにもぜひ相談して、納得いく治療を受けましょう。

不妊症の悩み相談窓口>>
不妊治療に関する取組 |厚生労働省

<治療と仕事を両立させるポイント>

・通院しやすい病院を選ぶ
(夜間休日診療/立地)

・可能であれば職場に治療のことを伝え協力を依頼する

・不妊症看護認定看護師など悩みを打ち明けられる体制のある病院を選ぶ

引用:不妊治療の医療的な患者の心身の負担

働き方を考える

出産後の働き方を考えましょう。具体的に考える時期は、育休中でも構いません。

イメージをもてない場合は、色々な先輩方の働き方を、参考にしましょう。

職場ができること

多様な働き方を受け入れる

個人により、働き方が異なることを認め、ご支援ください。

増員に向け働きやすい職場にする

働き方改革を実施したり個室スペースを設けたりロールモデルを設定したり、増員に向け働きやすい環境を整えましょう。

男性医師の育休取得率は低いですが、男性育休が広まると、多くのメリットがあります。

職員の意見を傾聴する

傾聴

男女問わず、言いやすい、話しやすい雰囲気かが、とても大事です。

前例があり、先輩が子育てしながら、気持ちよく働いているならば、よい職場でしょう。

しかし実際は、前例がない・先輩は転職した・相談しにくいことが、多いんです。

>>医局がブラックすぎる

>>子育て女医が医局をやめ転職する理由

どうか職員の意見に耳を傾けてください。

出産・育児はプラスになる

出産は、何事にも代えられない貴重な経験。

>>私のドタバタ出産エピソード

さらに、診療に活かせることもあります

育児は、可愛いばかりではなく、失敗の連続で、どうしていいかわからなかったり、イライラして落ち込んだり…。

でも、どんなことも経験。新たな問題に直面しても、数々の困難を乗り越えてきたあなたなら、きっとできます。

楽しいこともたくさんあります。

>>育児を楽しむ方法

>>四コマ育児まんが

もし、育児の壁にぶつかったら、当ブログに戻ってきてください。

困難をチャンスに変えて

困難をのりこえて

勇気づけられるメッセージをお届けします。

6児の母で産婦人科医、公衆衛生専門家の吉田 穂波さんを、ご存知の方も多いでしょう。

2008 年、3 人の子連れでハーバード公衆衛生大学院に留学した私自身の、 「時間の制約、困難さえも逆手にとって、やりたいことをまるごとぜんぶかなえる」秘訣は、「やりたいことはぜんぶ同時にやる」「人の援助を上手に受ける」「時間密度を上げる」という考え方

「不利な状況」を「制約」ではなく次のステージに導く階段ととらえれば、人生を切り開く気持ちが湧いてきます。

引用:<2013年おイネ賞事業、懸賞作文>

仕事・家事・育児に追われて、自分の時間がまったくない…
それが「チャンス」です

引用:6児を育てる女医「忙しい方が多くのことをできる」

さなえ

すごすぎます…。

感銘を受けたのは、困難をチャンスと捉え、行動すること。やりたい思いを力に変えて、やりたいことをぜんぶやるということ。

なぜなら「できない」 時に限って、「やりたくなる」から

できないことも実際あるし、決して、マネをすべきと言いたいわけではありません。

先輩から学ぶことは多く、グローバルに働けるヒントがあります。ピンチをチャンスに変える方法や、プラスに捉えるものの考え方に共感したので、皆さまにお伝えしました。

「やりたいこと、ぜんぶやる」というのは、実は聞いたことがある言葉でした。

3児の母で外科医でマンガ家の、さーたりさんです。

大事なのは、その時々に「やりたいこと」があるかどうか

引用:“腐女医”で漫画家・さーたりさん「中途半端でも諦めない」

まとめ

・女医が妊娠を悩むワケ
・悩み解決に向けてできること
・出産・育児はプラスになる
・困難をチャンスに変えて

についてお話しました。

自分の人生を楽しみながら。夢をあきらめないで、前に進みましょう。

【女医の妊娠の悩みまとめ】はコチラです。

女医の働き方

ABOUT ME
さなえ
さなえ
2、4歳児の脳外科医ママ。 女医の妊娠、育児に関する悩み、経験を共有し、解決法や楽しくできる工夫を発信しています。
error: Content is protected !!